「擦る」と「食い込ませる」打法
よく卓球上級者でサーブ、ドライブ、カット等の打ち方を表現する際に「擦る打ち方」と「食い込ませる打ち方」があると表現されてますが違い
がよく分かりません。どなたか詳しく教えて下さい。ちなみに私は裏粒のカットマンです。
高一カットマンです。
自分は擦って回転をかけるタイプのカットマンです。
たしかに、わかりにくい表現ですね。
違いを単刀直入に言えば、「スポンジとラバーシートで切る」か「シートの表面に引っ掛けて切るか」の違いです。
これもわかりにくいですね・・・。
ちょっと詳しく説明しようと思います。
1.「くい込ませる」打法について
日本の卓球人のほとんどがこの打法の人だと思います。
「くい込ませる」とはラバーシートにピン球をくい込ませ形を歪ませたうえで、ラバーが元の形に戻る力を利用して回転などをかけることをいいます。
やわらかいラバーの使用者が使います。
攻撃ではパワードライブやスマッシュ。サーブでは横回転主体のロングサーブに主に使います。
カットではラバーによりますが、ほとんどがこの打法です。
また、カットを「持ち上げる」という表現もこれにあたります。
2.「擦る」打法について
「擦る」とは主に中国ラバー使用者が使う打法です。
中国ラバーにはスポンジ、シート共に硬いものが多く、無理に「くい込ませる」打法を使おうとすると、逆に球が浮いたり、回転が全くかからないことが起きます。
そこで、中国ラバー独特の強粘着でピン球をつかみ、シートにくい込む前に打球することによって無駄なエネルギーがすくなく、全て回転に費やされるため、ブツ切れの下回転やショートサーブが可能になります。
攻撃では、いきなり伸びてくるループドライブがこれにあたります。サーブでは下回転主体のショートサーブに主に使われます。
カットでは、ネット前に落ちるブツ切れカットなどがこれにあたります。
しかし、この打法には特別な感覚が必要で、自分も習得に3カ月かかりました。
以上、参考になれば幸いです。
擦るというのは普通に擦る事を言います。(回転重視)
食い込ませるはラバーに球をぶつける感じですかね。(スピード重視)
↑分かりにくかったらすいません。
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